ワン ツー スリー フォー!!
Dee Deeの掛け声で曲がスタート!
1曲2分程度のスピーディーな楽曲は一瞬のうちに、そう台風のように過ぎ去っていく、、、
と、間髪入れずに次の曲がスタート!
次の曲も瞬く間に終わり、1回のギグ90分ぐらいのステージで30曲近くパフォーマンスする高速野郎たち!
今回は、ニューヨーク生まれのギャングパンクロッカー、世界中のロックンローラーがみんな大好き、伝説的バンド「RAMONES」ラモーンズのご紹介をしようと思います!
それでは早速、軽く説明しますね!!
目次
- 1 「RAMONES」ラモーンズとはどんなロックンロールバンドなの!?
- 2 「RAMONES」ラモーンズを聴いてみたいけどどの作品から聴いたらいいの!?
- 3 なんか「RAMONES」ラモーンズって3コードや、4コードの曲ばかりで簡単だし、演奏も単調すぎない!? なんで世界中のバンドマンがリスペクトするの!?
- 4 1、パンク・ロックの原点的バンドであること。
- 5 2、好きなロックンロールバンドがリスペクトしていた!
- 6 3、バンドの方向性がしっかり定まっている、ファッションなどメンバのキャラクター性、ファンを大切にするところ
- 7 4、曲をすぐに覚えられ、バンド演奏でカバーしやすい!
- 8 5、とにかく曲がいい!
- 9 まとめ
「RAMONES」ラモーンズとはどんなロックンロールバンドなの!?
ジョーイ・ラモーン Joey Ramone – ボーカル (1974–1996)
ジョニー・ラモーン Johnny Ramone – ギター (1974–1996)
ディー・ディー・ラモーン Dee Dee Ramone – ベース (1974–1989)
の3人が中心人物でした!
ベースとドラマーは何度か交代しています。
トミー・ラモーン Tommy Ramone – ドラム (1974–1978)
マーキー・ラモーンMarky Ramone – ドラム (1978–1983, 1987–1996)
リッチー・ラモーン Richie Ramone – ドラム (1983–1987)
C・J・ラモーン C.J Ramone – ベース (1989–1996)
1976年以降のロンドン・パンク・ムーブメントに大きな影響を与えた。
アメリカ、イギリス、日本ではもちろんのこと、南米でも人気がある。
というか解散後の今なお、世界中に無数のフォロワーがいる。
今まで誰も公演を行ったことの無かった地域にも積極的に出向き、以降そこにバンドが生まれるということもあったという。
デビュー作から3作目までのアルバムは、ロック史上に残る重要なアルバムと評価されており、ロックンロールの殿堂入りもしています!!
ニューヨークのどうしようもない不良達は、世界中の人々を楽しませてくれる楽曲、アルバムを連発、最高のエンターテイナーとなったのです。
デビューから解散まで基本的なスタイルは変わらず、ビートルズやビーチ・ボーイズの影響を強く受けた音楽性。
単純明快でストレート、キャッチーなメロディで、反体制なだけでないラブソングも多く、コードは3〜4つのみ、ダウンストローク一辺倒のハードなディストーションを利かせたギター、リズムは8ビートが中心、スピーディーな2分前後の曲がほとんど。
1979年に発表した5作目のスタジオ・アルバム『エンド・オブ・ザ・センチュリー』(フィル・スペクターがプロデュースを担当した)はバンド史上最大のヒットアルバム。
メンバー全員芸名でラモーン (Ramone) の姓を名乗っているが、メンバー間に血縁関係はない。
これは、ポール・マッカートニーがビートルズの前身シルヴァー・ビートルズ時代に使っていた芸名「Paul Ramon」にちなみ、ディー・ディー・ラモーンが名付けた。
中期以降になると、キーボードやシンセサイザーなどの鍵盤楽器や、クリーントーンのエレキギターや、アコースティックギターを使用したり、コーラスワークを多用する等、サウンドにバリエーションが加わり、曲の長さも3分や4分を超える楽曲が出てくるようになり、ロマンティックな雰囲気の楽曲も多くなった。
メンバーのファッションはライダースジャケットと破けたジーンズ、ジョニーの愛用ギターのモズライト、ディー・ディーとC・Jが使用したフェンダー・プレシジョン・ベースというトレードマークも最後まで変わらなかった。
と、まあこんな感じです。
今活躍しているロックンロールバンドはほとんど全てのバンドは間違えなくラモーンズに影響を受けているといっても過言ではない程、絶大なる影響力を誇ります!
「RAMONES」ラモーンズを聴いてみたいけどどの作品から聴いたらいいの!?
結論からいいますと、その音楽性は解散までほとんど変わりません。
残された計14枚の音源はどの時代のアルバムから聴いても全然OKです!
ラモーンズは多作なバンドで1年に1枚のペースで作品を残しています。
〈RAMONESが発表したスタジオ録音盤作品〉
14枚のアルバムを発表していますが、最初に聴くならやっぱりパンクロックの勢いを感じる①~③の初期3作がオススメです!!
部屋で大音量で聴いてみてください(笑)
あまりのシンプルな曲構成とポップなメロディーの爆音高速ナンバーが病みつきになりますよ~
最初に聴いてみよう♪
↓
①1976年 – ラモーンズの激情(Ramones)
②1977年 – リーヴ・ホーム(Leave Home)
③1977年 – ロケット・トゥ・ロシア(Rocket to Russia)
なんか「RAMONES」ラモーンズって3コードや、4コードの曲ばかりで簡単だし、演奏も単調すぎない!? なんで世界中のバンドマンがリスペクトするの!?
普段、ジャズやフュージョン、クラシックばかり聴いている人にはとても退屈な曲ばかりに聴こえてしまうかもしれませんね!!
ぴろが思う「世界中のロックンロール好きのクレイジー野郎、クレイジーガール達」がラモーンズをリスペクトする理由を5つ上げてみたいと思います。
1、パンク・ロックの原点的バンドであること。
70年代のロックシーンは長く凝ったアレンジを聴かすテクニック重視の音楽をするミュージシャンが中心でした。
そんなロックシーンに彗星の如く突如として現れた小汚い格好でシンプル、スピーディーな楽曲を演奏するクレイジーな不良バンドのラモーンズ!
当時の人達も、見たことも聴いたこともないような演奏スタイルは衝撃だったんじゃないでしょうか、、、
海外では、イギリスのパンクムーブメントの代表格セックス・ピストルズ、ザ・クラッシュも同年代ですが、彼らのサウンドにも間違えなく影響を与えたことでしょう。
2、好きなロックンロールバンドがリスペクトしていた!
今の若い人もグリーン・デイ、日本ではクロマニヨンズなんかは名前を聞いたことがありますか!?
90年代に一世を風靡し、現在も第一線で活躍中のアメリカンパンクロックバンド「GREEN DAY」もビートルズ+ラモーンズのような音楽性で大人気!
クロマニヨンズは説明不要のパンクロッカー甲本ヒロトと真島昌利ことマーシーが結成しているシンプルなバンドサウンドを売りにしている人気バンドです。
以前活動していたブルーハーツ、ハイロウズに比べて、クロマニヨンズはより濃くラモーンズ色が出ていますね!
最近でも老若男女問わずかなりの人気で、ライブでも間髪入れずにスピーディーでPOPな楽曲を連発し、轟音、爆音、ロックンロールショーを展開させています♪
ラモーンズライブはもう体験することはできませんが、現代でロックンロールの爆発力を感じる体験をしたいならクロマニヨンズは要チェックですよ!!
日本でもザ・ブルーハーツ、ザ・ロッカーズ、ザ・モッズ、シーナ&ロケッツ、少年ナイフ、ジュンスカイウォーカーズ、SA、ザ・クロマニヨンズなど数え切れないほどのバンドがラモーンズに影響を受けた楽曲を作っています。
それらのバンドに影響を受けた現代のバンドでもラモーンズの血が流れたサウンドをしているバンドは数多く存在します。
ラモーンズも50年代アメリカンポップスやモータウンサウンド、ビートルズの曲をかなり参考にしたでしょうし、そう考えるとロックンロールの繋がりは深いですよね!
ロックンロールサウンドの過去から現在までを繋ぐ、中格を担う最重要バンド、それがラモーンズですよ!
3、バンドの方向性がしっかり定まっている、ファッションなどメンバのキャラクター性、ファンを大切にするところ
ラモーンズの凄さはパンクロッカーとして、ビジネスとして、バンドを完璧に運営してきたこと。
ステージ衣装の徹底、ライブでは客を圧倒させる爆音、轟音、高速ビートナンバーを間髪入れずに連発する演奏スタイル!!
ロックンロール好きのパーティー野郎が盛り上がらないわけがありませんよ!!
そして、ラモーンズの定番ファッションといえばレザーライダースジャケット+穴あきスリムジーンズ+コンバースですね!!
この定番ファッションスタイルをパンク・ロックのファッションアイコンとして定着させた功労者でもあります。
ロックをあまり知らない人でもこのスタイルの人を見ればパンクロックみたいだな~とわかるんじゃないでしょうか!
ぴろももう少し早く生まれていたら、、、、(泣)
伝説のバンドのライブの凄みを体感したかったです。
4、曲をすぐに覚えられ、バンド演奏でカバーしやすい!
曲自体は構成が簡単な曲が多く、楽器を覚えたてのティーンネイジャーでもすぐに弾けるようになりますが、、、
本物のようなラモーンサウンドを表現するのはめちゃくちゃ難しいですよ~
演奏ができたとしても、ダウンピッキングでロックンロールの勢いを感じさせるプレイは練習あるのみですww
元毛皮のマリーズの越川和磨さんがラモーンサウンドについて解説してくれています。
越川さんはギタリストなので、ジョニーのギターサウンドを追求してますね!
↓
練習の積み重ね、根性、忍耐がなければラモーンズサウンドは再現できません。
ドラムは機械のように確実に一定のリズムを叩ける技術がいるし、ギターとBASSの演奏スタイルは高速ダウンッピッキングの嵐なんです!!
力の入れ具合の調整、ブレずに手首を一定に動かす練習を繰り返さないとラモーンサウンドに近づくことは出来ませんよ!
簡単な演奏をしているように聴こえるラモーンズサウンド。
実際かなり難しいです、、、ライブでもダウンピッキングの雨、嵐!
約2分の高速ナンバーを何曲も連発して弾けるのはほんとに凄いです!超人技ですよ!!
5、とにかく曲がいい!
やっぱりこれにつきるかもしれませんねww
50年代アメリカンポップス+60年代ロックンロール(ビートルズ、ストーンズ、サイケ、ガレージサウンド、モータウン)を土台にラモーンズが作り上げた楽曲のクオリティーの高さこそが今なお世界中で愛されているんでしょう!!
まとめ
いかしたロックンロールバンド紹介【第3話】では、ロック好きならみんな大好き「THE RAMONES ラモーンズ」をご紹介しました!!
この記事を読んで気になった人は是非、聴いてみてくださいね!!
あなたもラモーンズマニアの仲間に入ってみませんか!?