ぴろは香川県、高松市で「THE COCKS」というロックンロールバンドでベースを弾いています。
僕はパンクロック、ロックンロールミュージックが好きで80’sロックンロールの偉人達をリスペクトしています!
アナーキー、ルースターズ、ロッカーズ、シーナ&ロケッツ、モッズなんかは別格ですよね!
ルースターズの井上さん、シナロケ奈良さん、モッズのキーコさん、そしてアナーキー寺岡さん、一流ロックバンドのベーシストの演奏はホントにカッコよくて聞き惚れてしまいます。
そして、そんな80’sロックンロールレジェンドの代表格でもある大好きなバンド「亜無亜危異」(アナーキー)の延期になっていた全国ツアー「パンク修理ツアー」の高知に参戦してきました〜!
2021年現在も精力的に活動中の我らがアナーキー!
不完全復活2作目の新作「パンク修理」を引っ提げて延期していた待望の全国ツアーが3月から開始されました!
今回のツアーではなーんと四国に来てくれます!
本来は2020年にくるはずだった四国は高知。新型コロナウイルスの影響で日程の延期が発表され、、この3月ようやく新しい日程でツアーが開始されました!
高知県のみですが、近場に来てくれるのはありがたいですね〜
4月24日(土)パンク修理ツアーin高知キャラバンサライです!
宿とって香川から飲む気満々で車飛ばして現地に向かいますよ〜w
ところで、、、
亜無亜危異(アナーキー)ってどんなロックバンドなの!?
はい、日本を代表するパンク・ロックバンドです!
メンバーは
- 仲野茂 – ボーカル
- 藤沼伸一 – ギター
- 逸見泰成 – ギター (2017年6月4日、死去)
- 寺岡信芳 – ベース
- 小林高夫 – ドラムス
メンバーが還暦を迎えてしまった今なお、新譜も発表し、全国ライブハウスツアーの決行、ロックシーンの最前線で活躍しています!
中野シゲルが書く歌詞は世の中の世相、政治家達を皮肉った過激で心に響くストレートな日本語で歌うことにこだわった歌詞。ガナる歌声がカッコいい!
日本語でわかりやすい歌詞は曲もすぐに覚えることができ、またポップでメロディアスな曲も多く、歌いやすいのでライブ中は隣の人も巻き込みながらwお客さんも歌いまくりの大合唱!!
見た目のいかつさと、楽曲のポップさとのギャップも素敵ですね!!
パンクバンドらしからぬ演奏テクニックの高さ、楽曲のクオリティ、メンバーの教養、知性の高さは憧れでもあり、尊敬しています。
ぴろもこんなカッコいいオジサンになりたいです。
代表曲はノットサティスファイド、団地のおばさん、心の銃、レディステディゴー、叫んでやるぜ、ハーダーゼイカム、デラシネなど。
非常に多作なバンドでもあり、デビューしてから初期の1980年〜1984年頃までは1年に2枚のペースでスタジオ録音アルバムを発表!
どのアルバムも傑作ばかりです!
ぴろはやっぱり1st「アナーキー」と2nd「80’s維新」が好きかなぁ~
17の頃、ブルーハーツやブルハ直系の青春パンクロックをよく聴いていた時、たまたま読んだBANDやろうぜ!の記事。
ロック界のレジェンド特集があり、アナーキーのことが紹介されていて、その存在を知ることができました。
当時は今と違い、YOUTUBEで視聴などできなかったのでCDを買ってみないとどんな曲なのか想像の世界だったんですよ!
雑誌に掲載されていた写真からは初期パンクの危険な雰囲気が漂うふてぶてしい5人組の不良の姿、、、
直感でこれは聴いておかないといけないと思いました!
早速、1stを買って(ファーストは普通に新品でCDショップに置いてあったのですぐに買えましたw)家で爆音で再生!!
いや、もう、、、それはそれはブルハをはじめて聴いたときよりも衝撃でしたね。
日常のフラストレーションをストレートな歌詞で表現した3分程度の過激な曲の連発!
全13曲、収録時間は約30分!
いやー恐れ入りましたよ!
ブルハが登場する前にこんなにもカッコいいパンクロックバンドがいたとは、、、
アナーキー知らずしてパンクロックを語ることかなれ!
無知だった自分が恥ずかしかったですが、17才の多感な時期にヤバい音楽を見つけられて良かったです♪
同級生は誰も知らない僕だけが知ってる最高のパンクロックバンドを見つけられた嬉しさがありました!
アナーキーの話をしようにも僕らの世代では誰も知るはずもなく、僕はひっそりと1stを愛聴していましたw
外出時には「MDウォークマン」を持ち歩き、イヤホンで音楽を聴いていたのですが、お気に入りプレイリストに「ノットサティスファイド」や「あぶらむし」を入れ、ラモーンズ、グリーンデイ、ランシド、サム41、モンゴル800、ブルハ、ハイロウズ、オフスプリング、バッドレリジョン、ゴイステ、ジャパハリネット、シャカラビッツの曲と一緒によく聴いていましたw
アナーキーの他のアルバムももっと聴いてみたいなぁ、、、
と思っていたのですが、当時からすでに過去の作品は入手困難、、、、
度々通ってた「ブックオフ」や地元の香川県にある「ルーツレコード」でア行の棚を入念にチェックしていました。
それでもなかなか見つからなかったです。
次に入手できたのは、1stを初めて聴いてから5、6年後のこと。
ファーストと同じく1980年発表の2nd「80’s維新」です。
ハードオフのLPコーナーを漁っているとたまたま発見!
しかも、500円ぐらい。見つけた時は思わずガッツポーズしてしまいました。
ぴろの中でのアナーキーは1stのバンドサウンドのイメージのまま時が止まっていたので、セカンドも25年ほど前の作品でしたが新譜を買ったような気持ちになりました!
家に帰り、レコードを再生してみると、、、
クラッシュみたいなめっちゃカッコいいギターリフからの中野茂のがなり声が、、、叫んでやるぜ!!
やばっ!アナーキー最高〜っ!
その後もレゲエ風味の曲もあり、飽きることなく全10曲約30分の魔法の時間は終わりました!
ファーストに続き、3分くらいの曲が怒涛のごとく押し寄せて来る大名盤でした!!
曲の雰囲気も更にPOPでカラフルになってて、1周聴いた後に続けて2、3回再生しましたよ!
歌詞で出てくる言葉や単語がやや古臭い感はありますがw 逆に新鮮でカッコよかったんです。
すぐにセカンドの「80’s維新」はぴろにとって超名盤になりました!!
「80’s維新」は、パンクロックの初期衝動と楽曲のカラフル感、単なるパンクロックバンドで終わらない今後の音楽性を匂わせてくれるアナーキー初期を代表する大名盤だと思います!!
誰かに初期パンクの名盤を教えて!?と尋ねられると間違えなく真っ先にアナーキーをオススメします!!
アルバム2枚を聴いてみて、僕の中で日本初期パンクロック最重要バンドとなってしまったアナーキー。
だかしかし、、、アルバムはなかなか入手できず、、、
その後の作品群は聴くすべがなくまた数年の月日が経ちました、、、
雑誌のレビューやネット情報で3枚目、4枚目と作品を発表していくごとに音楽性が広がり、メンバーの演奏レベルも格段に上がり、もはやパンクロックバンドという括りのみでは語れないロックバンドだと!
そして!
2010年頃、ようやく90年代後半からのデジロックスタイル以前のアナーキー作品をすべて聴くことができました♪
過去の全てのアルバムが生産限定盤として紙ジャケで再発されたんです!
いつ売り切れになってもおかしくないと思い、紙ジャケットで統一したかったのでファーストから全部揃えました!!
セカンド以降も良質な楽曲ばかりのクオリティが高い作品ばかり、、、
4作目の「レディステディゴー」ぐらいから、ローリングストーンズみたいなオールドロックンロールスタイルの曲もあるし、ブルース、レゲエスタイルの曲なんかもメンバー達の一流の演奏によって、アナーキー独自の世界観を描くことに成功している!
「デラシネ」なんかもはや下手うま初期パンクロックバンドの面影もなく、芸術的で難解なアレンジ、5人のプレイヤーとして実力も頂点に達したかのような円熟された演奏、良質な楽曲ばかり、パンクロックではなく、完成されたロックバンドとして堂々と世界にも通用しそうなロックバンド作品になっています!
見た目は少し怖くてw チャラチャラしたチンピラ達!
国鉄ナッパ服を着て、暴走族みたいな派手な刺繍に腕章、政治批判、日常生活でかかえるフラストレーションをストレートに表現する過激な歌詞!中野茂の日本語でわかりやすく叫び代弁する!
見た目の悪そうなキャラとは裏腹に音楽に対しては真摯に真面目、、、
数えきれないぐらいある名曲は、ライブでもみんなが大合唱できるほど覚えやすく、カッコいい曲ばかり!
それこそが亜無亜危異(アナーキー)の最大の魅力だと思います!
今は以前のように客席から歌ってやるぜ!叫んでやるぜ!とも出来ず、マスクをつけて大人しく演奏を聴くことになるとは思いますが、、、
声は出さなくても、心の中では大合唱しますよ!!
アナーキー先輩方めちゃカッコいいです!!
世界では今まさにこんな時代だからこそ政治的なメッセージや日常生活での不満を声を大にして歌いたい!
そんな怒りをぶちかますPUNKROCKがアツいです!!
僕も心の銃を使って現実社会と戦っていきます!!
4/24当日の高知LIVEを楽しみにしつつ、日々のストレス、社会生活での理不尽なことはアナーキーの曲を聴きながら、ぶっ飛ばしていきたいです!
あっ、お酒も一緒にねw
政治家なんて俺達には関係ないけどー
俺たち半端ものには〜金がなけりゃー何にも出来ねぇ~
ノッサティスファイドー♪
みなさんも亜無亜危異(アナーキー)に興味があれば是非聴いてみてくださいね♪
スタジオ録音盤はどれを聴いてもカッコいい作品ばかりですが、その中でも特にオススメなのはオリジナルメンバーで復活してからの最新作「パンク修理」、前作「パンクロックの奴隷」、1ST「アナーキー」と2nd「80’s維新」です!
特にパンク修理、パンクロックの奴隷は2枚組でLIVE映像のDVDが付いていて、過去の名曲も惜しみなく収録されているので亜無亜危異LIVEの熱狂の様子がわかると思います!
聴いてみると一瞬でファンになってしまうかもしれませんよw
その他、過去作品も気になる方はiTunesSTOREでも購入可能なようです。
もしくは中古ショップやネットでCD、レコードを探してみては!?
部屋でアナーキーの曲をベース練習しています♪
よろしければご覧くださいね♪