ピック弾きベーシスト必見!ピックの硬さで音が変わる! ヴァイオリンベースを弾くときのピックは!?

DUNLOPのピック 0.6mm
楽器、機材

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こんにちは!

香川県のRock ‘n’ roll バンド「THE COCKS」でベースを担当しているピロです。

今回は、ベースを弾くときに使うピックについて記事を書こうと思います。

その他のベース機材については過去の記事も是非どうぞ!

ベースシールドの話。ベーシストのケーブル選び。50’s60’sオールディーズ好き必見。ぴろ愛用シールド「MERSEY BEAT 60’S CABLE」ビートルズ、ローリング・ストーンズ

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ベースをピックで弾く

ベースという楽器は指で弾くのと、ピックを使って弾くのでは音色にかなりの差がでます。

ベーシストの9割は指弾きだと言われていますが、あくまで多才なジャンルで使用できるメインの奏法です。

僕が憧れているロッカー達はピック弾きベーシストばかりなので自分も自然とピックで弾くようになりました。

DUNLOPの形が持ちやすく好き

厚さは0.6mmを使っています!

ヴァイオリンベースを手にしてからピックもいろいろ試してきましたが、この柔らかさが1番使いやすいです。

メインで使用しているdunlopの0.6mmのピックとkongチューナー。
dunlopピックは形も持ちやすく、0.6は柔らかくて使いやすいです

指弾きとピック弾きの違いはなに!?

指弾き

おおまかに言うと、指は柔らかいので優しい丸い音、ピックはプラスチック等の硬い素材で出来ていので硬めの音色になるというのがそれぞれの大きな特徴です。

指はピックと比べて弦に触れる面積が広い面積で弦を振動させるため大きな弦振動が起こり、低音がどっしりとした太い音が鳴らせます!

なんというか低音の周りにボワッとした層ができるようなイメージ。豊かな倍音があり、重く太い低音が出たりします。

さらに、ギターの音質と被らない音域の低音がしっかりと出てくれるのでベース本来の持ち味を最大限に出すことができ、バンドで合わせても他の楽器の音域と被らないのでバンドもまとまりやすいでしょうー!

ピック弾き

指弾きには出せない硬い音が出せる分、低音のおいしい部分を削ってしまいます。(低音の豊かな響きを感じられない、、、)

ピック弾きすると、指で弾いたときのような地を這う様な重さはあまり感じられず、ソリッドで小粒、タイトな音を作り出すことができます。

倍音や重く豊かな低音は消えてしまい、音もギターの音域に近くなります。

アンプの設定や弾き方、弾く場所にもよりますがギタリストが作った音と被りやすいのでバンド内でうまく音域を分散させないと設定によってはバンド演奏がガチャガチャしたように聴こえてしまうかもしれません。

その分ゴリゴリの硬質サウンドが作れます。

ストレートなロックンロール、メロコア、パンク系には合いますが、対応できるジャンルの幅が狭いので他のジャンルでは指弾きに軍配が上がってしまうかもしれませんね、、、

ベースをピックで弾いた時のメリット

  • オルタネイトピッキングにより8ビートのノリが出しやすい
  • 素材により好みの音が出せる
  • 指には出せない硬い音が出せる(ゴリゴリの硬質サウンド。ハードコアやパンク系に◎)
  • ライブでアクションしながら弾きやすい。(これはROCKバンドには結構重要なポイント!ベーシストも動きたいですよねww)
  • ギターテクニック、ギターのようなフレーズが弾きやすい(ラルクのtetsuさんがギターのようなメロディックなフレーズを弾くベーシストとして有名ですよね!)

ピッキングベースの弾き方は2通り

ダウンピッキング

ピックを上から下へと振り下ろすスタイルのピッキングです。粒の揃った力強いサウンドを出しやすく、リズムキープが容易であるという特徴があります。
一方で、ダウンピッキングのみでプレイする場合、BPM180を超えるようなテンポの速い曲をズレずに弾くには相当の訓練、練習が必要で、右手の力のかけ方など工夫しなければ1曲通して弾くのが難しいです。

オルタネイトピッキング

ピックを上下に交互に弦に当てることで、より効率的なピッキングが可能な方法です。若干音の粒を揃えにくく、弦移動の際に手間取ってしまうケースもあります。

ですが、速いフレーズも楽に弾けるのがメリットです。

指弾きとピック弾きの音色の違いを検証してみる!


指弾きとピック弾きで音質がどう違うのか!?
実際に弾いて検証してみることにします。

曲はビートルズの「All my loving」を弾き比べ♪

アンプはFENDERのBassmanでつまみの設定全て0時の位置、フラット状態にしています。

(指弾き編)

指弾きに慣れていなので微妙な下手くそ具合、、、すみません(笑)

指弾きでの音はこんな感じになりました。あまり慣れていなくて下手な演奏ですねww

温かい目で見てやってくださいねw

アンプ目盛りをフラットの設定にしていますが、低音がより強調されて出力、かなりボワーっとした音になりましたね!!

ピックの硬さで音が変わる!?

使うピックの硬さで音がどう変化するのか!?

検証してみます。

使ってみるのは部屋にあったこの3種類

部屋にあった1.0mm、0.73mm、0.6mmの3種類の厚さのピックで比較、弾きくらべしてみます!
1.2mmも試したかったんですが部屋になかったww

ピック編 硬め 1.0mm

1.2mmも存在しますが、ぴろが普段使用することがないので部屋になく検証できませんでした(泣)

ベースの教則本にはよくピッキングベーシストは1.0~1.2mmがオススメと記載されてたりします、、、

確かに、硬くソリッドなベース音になりますが低音のおいしい音域をカットしてしまう気がするのでぴろはあまり好きではありません。

使用楽器、アンプ設定、エフェクターで人により印象は違うと思いますのであくまで僕の感想です、、、、

で、とりあえす教則本のいう通りに、昔メインで使っていた硬めの1.0mmで試奏してみます。

 

普段0.6mmを使っているので、1.0mは弦を弾く感覚はかなり硬いですし、ベース音のボワーっとした倍音、低音のうまみ成分の音を殺してしまっているようです。

ヴァイオリンベースとの相性の問題なんでしょうかねー!?

弾きごこちもあまり良くなくてやっぱり、苦手な厚さです。

ヘヴィーなロックサウンドを求めている人にはいい硬さなのかもしれませんね!

ピック編 やや柔らかい 0.73mm

dunlopの0.80mm(緑)をとばして、0.73mmで弾いてみました!

1.0mmと比べてピッキングしやすいです。 

オルタネイトしてもスムーズに手元が動きます。

硬いピックを使っていると、オルタネイトピッキングもしにくいし、細かい音数が弾きにくいです。

その点、0.73mmはやや柔らかいのでピッキングした時に弦を震わすことができ、手元にも弦が振動した感触が伝わってきます。

ピック編  柔らかい 0.60mm

普段使っているので、めちゃくちゃ弾きやすいですww

ピック自体がとても柔らかいので弦を震わすことができ、指弾きにはかなわないものの低音のおいしい部分もあまりカットすることがない音です。

やっぱり、ぴろはこの厚さのピックが1番弾きやすく、音もいい感じにしてくれると思っています。

(あくまでヴァイオリンベースを弾いた時の印象ですがww)

最初に試した1.0mm試奏動画と比べてみると少し音に違いが出ているのがわかると思いますので是非聞き比べてみてくださいね♪

まとめ

今回は、ベースの弾き方について簡単に解説してみましたがどうだったでしょうか!?

ピック弾きベーシストみなさんがメインで使っているピックの厚さは何mmでしょうか??

ご自身の使用楽器とエフェクター使用など環境によって使うピックも変わってくるとは思いますが、1人のベーシストの感想として読んでもらえれば嬉しく思います♪

それでは楽しいベースライフを!!