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ロックンロールバンドが大好きで
香川県でTHE COCKSというロックンロールバンドでベース弾きをしている「ぴろ」です。
ブログ内で不定期で発信している「いかしたロックンロールバンド紹介」
気ままに僕が好きなロックンロールバンドを紹介しています。
僕は10代の頃からロックが好きでリアルタイムで流行っていたロックはもちろんのこと、それと同時に過去の偉人達の作品も有名どころはある程度聴いてきました!
思春期である中学、高校生の頃、リアルタイムではラウドロックやブルーハーツ以降のやさしいパンクロックの全盛期。
最近のJPOPヒットチャートの上位を占める音楽はアイドル系、ダンス系、クラブ系、一部の有名ロックバンドだけでオリコン上位にロックバンドが入ること自体が少なくなっていますが、、、
僕が学生だった2000年~2004年頃はパンク系、オルタナティブロック、ビジュアルロックがふつーにチャートの上位に入っていたので
それこそフツーの学生、女子高生でもパンクロックを聴いたりしていたんです。
今のダンス系主流の音楽シーンにくらべて
当時はバンドサウンドが盛り上がっていたことは
ロック好きにとって恵まれていたのかもしれません。
ちょうど今40才前後の人たちが青春時代を過ごした頃ですよ!
男女を問わず同級生達はハイスタ、モンゴル800、175R、ジャパハリネット、HY、ドラゴンアッシュ、洋楽でもフツーにリンプ・ビズキットやリンキン・パーク、グリーン・デイ、オアシスなんかのロックをフツーに聴いていました!!
バンドマンや僕のような音楽オタクはもっと深いロックの世界へ突っ込んでいったのです、、、
様々なジャンルのロックを聴いてきて
1番心の底からかっこいいと思えた音楽
それが
ロックンロール!!!
第4回目は
ロックンロール史上、いや世界のポピュラー音楽史上
音楽の歴史を知る、語る上で外すことができない最重要ロックバンド
イギリス代表
いや、
20世紀ポピュラー音楽代表である
THE BEATLES(ビートルズ)をご紹介したいと思います!
何を隠そう、僕もビートルズ、ポール・マッカートニーに憧れを抱き
自分のメインベースをヴァイオリンベースにしましたw
その理由は
初期ビートル旋風真っ只中の1963年頃のエドサリバンショー
そのスタジオライブ映像をビデオテープで観た時に
ポールがヴァイオリンベースを弾きながら唄う姿がめちゃくちゃカッコよかったから!
目次
THE BEATLES(ビートルズ)ってどんなバンドなの!?
ビートルズはイギリス出身の4人組ロックンロールバンド。
メンバーはポール・マッカートニー、ジョンレノン、ジョージ・ハリスン、リンゴスター
1962年のメジャーデビュー後から解散までの約8年間で世界中の音楽シーンに革命、大旋風を巻き起こし今なお語り、聴き続けられるロックンロール、いや音楽史にも名を残す最重要ロックンロールバンド。
活動中の詳しい逸話や楽曲の解説などは多くのミュージシャン、評論家、著名人が語っていて
僕のブログで語るのはおこがましいwので
あまりロックやビートルズに興味がない人でも
この記事を読んで
少しでもビートルズ、ロックンロール・ミュージック、音楽に興味がでてくれれば嬉しく思います。
ビートルズの曲やオススメのアルバムついてほーんとにカンタンにさわり程度に紹介していきますね!
THE BEATLES(ビートルズ)ってなにがすごいの!?
ビートルズのなにがすごいって、、、
それは、、、
すべてです!!
うーん
全部すごいんです!!
他に表現できないくらい
全部すごい!!
いろいろな音楽を聴いたり
自分がバンドを組んで曲を書いたり
楽器を弾いたり
録音したり
すればするほど
そのすごさに気付いてきます!!
僕はこの衝撃的な音楽を初めて聴いたとき
まだ楽器をしてなかったので
コードや作曲の知識もなく
完全にド素人でした、、、
リスナー目線でビートルズのCDを聴いていました!!
難解なアレンジとか抜きにして
初期なんかはメロディーもキャッチ-でポップないい曲がとても多いので
古い音楽だけど普通に聴くことができ、なにがすごいのかよくわからないまま聴いていたのですが
ギター、ベースなどの楽器を弾くようになって
どんどんとその楽曲のクオリティー
創造性の高さに気づくことに、、、
でも
僕が今わかった気になっている
ビートルズが曲中に封じ込めた魔法
複雑なトリックの数々、、、
それはビートルズメンバーが仕掛けた魔法の全体の1%にも満たないことでしょうw
これが、、、
ミスチルの櫻井さんやスピッツの草野さんほどのレベルなら
ほとんど解読、理解されているのではないでしょうか!!
まぁ、日本を代表するロックバンドである両者はビートルズのDNAが色濃く入っている子孫みたいな存在ですもんね!!
世界中でビートルズに影響を受けてきた後世のロックバンドは数えきれないほど!!
イギリスの田舎町出身の若者たちが20代のうちに作り上げた音楽だけど
世界中の多くの人々は
一生かかってもそのレベルに追いつけないような神がかった独創性があります。
まさにロック界究極のレジェンドですね!!
THE BEATLES(ビートルズ)のイメージ
一般的にビートルズのイメージって、、、
1、スーツを着た爽やかな青年たちが素敵なラブソングを歌って女の子たちがキャーキャーって感じ
2、活動後期のサイケデリックな楽曲にメンバーたちの風貌はヒッピーの様に髪を伸ばし放題みたいな感じ
このようなビートルズを思い浮かべる人が多いんじゃないでしょうか!?
まぁ、どちらかといえば一般的に
1の「爽やかなスーツを着た青年が楽器を持って歌うイメージ」
が多そうですね!!
でも実は、、、
1のイメージってイギリス全土、いや世界中で売れるため!
とりあえず
イギリスを制覇する為にロンドンに渡ったビートルズメンバーに対してマネージャーが用意した戦略的なバンドコンセプトだったのです。
デビュー前のビートルズ、、、
ポールマッカートニーやジョンレノンの本来の姿はリヴァプールという田舎の港町出身の不良少年。
革ジャン、リーゼントスタイルで夜な夜な地元リバプールやドイツのハンブルクの安酒場で演奏するパブロックバンド。
黒い不良のイメージそのもので
爽やかさのカケラもありませんw
おーっと
このイメージは
矢沢永吉が在籍したキャロルみたいですね!
というかキャロルがこのハンブルグ時代のビートルズスタイルを模範していたんですね~
今でも革ジャン、ジーンズ、リーゼントはロックンロールのアイコン。
ロックンロールファンならこのハンブルク時代のビートルズが一番好き!って人も多そう!!
THE COLTSの岩川浩二さんを中心として結成されたキャロルスタイルのロックンロールバンド「マックショウ」ももろハンブルグ時代ビートルズが色濃く継承されています♪
僕もこの時代のビートルズが一番クールでかっこいいと思っています!!
そんな安酒場でドサまわりを続けていたビートルズですが、、、
リヴァプールでレコード店を営んでいたブライアン・エプスタイン
パーロフォン・レーベルのプロデューサージョージーマーティン
という2人の人物に出会ったことでその後、世界中で大成功をおさめました!!
この2人に出会っていなければここまで大成功することはなかった
とも言われています。
ビートルズを語る上では外せない超重要人物なんですよ~
本物のPUNK精神!パンクロッカーより強い!?
次々と革命的楽曲を作り上げてきたビートルズ。
永遠に不気味な声がループするレボリューション9、ただのノイズ音であるフィードバックを楽曲の効果音として取り込んだアイフィールファイン
ロックにクラシック、ワルツ、ジャズなど様々なジャンルを融合、足したり引いたりしながら斬新な曲を次々と発表。
その前例にない曲作りと挑戦していく姿勢はのちのパンクムーブメントで出現したバンド
セックス・ピストルズやクラッシュ、ダムド
と同じ、いやそれ以上にパンク精神が強いんじゃないでしょうか!?
そして同じ60sのイギリスミュージシャンでビートルズとよく比較対象になるのが
ローリングストーンズ
ですよね!!
世間のバンドイメージはストーンズの方がパンク的で暴力的で不良、危険なバンド
ビートルズはお坊ちゃま、いい子
1曲演奏するたびに全員でお辞儀する
まぁ~ なんて優等生なのかしら!
みたいなイメージだと思うんですが、、、
これはすべてエプスタインによる売れるためのマーケティング戦略だったのです。
実は本当の彼らの姿は正反対なんですよ~
一方、ストーンズはというと、、、
音楽的にも黒人ブルーズマンをリスペクトしつつ懐古主義で古風な音楽スタイル
音楽的に以外と保守的な感じ、、、w
今なおその基本スタイルを変えることなく貫いています。
ヴィジュアルはとてもかっこよくて
PUNKROCKの祖先といっても過言ではないですが
新しいモノづくり、既成概念をぶち壊す!!
って考えはビートルズに軍配が上がるでしょう~
そして、出身はポールやジョンと違い
ミックやキースはロンドンでそこそこお金持ちのいいところの子。
ストーンズは黒人音楽に憧れを抱きリスペクトし続けているロックンロールバンド。
しかし、ビートルズは
完全にワーキングクラスの不良達、、、
クオーリーメン、ハンブルグ時代、デビュー前、初期ビートルズの頃までは過去のロックンロール、ブルーズを模範、コピーした楽曲をしていましたが
その黒人音楽(ブルース、50s初期ロックンロール)を模範するスタイルに落ち着くのではなく
昔の音楽を土台にしながら常に新しい録音手法、作風、曲作りをして今まで誰も聴いたことがないような作品を創造していきました。
人々がアッと驚く作風
コード進行
制作方法で
誰もが思いつかないような斬新な名曲を次々と発表していったのです!!
デビュー初期から世界的に大ブレークしたので
その後もレコード会社に縛られることなく自由なスタジオワークができたことも大きいのだと思います。
今までの音楽ルールをたやすく破り、固定観念を無くし
自由気ままに曲を創って発表する、、、
これこそまさにロック!!
いや、パンクロックな生き様ではないでしょうか!?
個人的に
ナンバーワンパンクロッカーの称号はビートルズに上げたいですw
とりあえず何から聴けばいいの!?
ビートルズのアルバムははっきり言ってすべてが重要!!
これから世界最強ロックンロールバンドであるビートルズを聴きたいと思っているなら
思い切ってBOXセットを買いましょう!!
ビートルズを聴き出したあなたはきっと全作品聴かないと満足できないはず!
音源がリマスターされたBOXセットは2009年頃にステレオ盤、モノラル盤、アメリカ盤と3種類発売されています。
このリマスター盤以前のミックスバージョンのCDでしかビートルズを知らない人もこれらのBOXセットはかなりオススメです♪
以前のミックスは音がスカスカ、重低音も弱く、当時のビートルズがスタジオで録音した音質とは程遠い仕上がりでした!!
2009年リマスターバージョンを聴いてみると音圧、音質の向上はもちろんのこと
あまりの迫力に度肝を抜かれました!!
本来のビートルズの録音ってものすごい迫力ですよ~
ステレオ盤とモノラル盤って何が違うの!?
ビートルマニアの間ではよく知られた話ですが、ビートルズのアルバムには音がひとつにまとまり塊のように聴こえてくる「モノラル盤」
当時一般家庭に普及しだしていたステレオにあわせてミックスの段階でメンバーの立ち合い無しで無理矢理音を左右に振っている「ステレオ盤」があるのです。
そして、ホワイト・アルバムまではアルバムごとにモノ、ステレオ盤のバージョンが存在していました。
さらに楽曲によっては使われたテイクなども異なるため、同じ曲でも少し雰囲気が違ったりするんですよ~
特に名盤として名高い「サージェントペパーズロンリークラブハーツバンド」
なんて
実はモノラル盤こそビートルズのメンバーやプロデューサーのジョージ・マーティンが創り上げた本来のビートルズサウンドなのです!
ステレオミックス時にはビートルズ自身は立ち会わないこともあったようで、、、、
「ザ・ビートルズ(ホワイトアルバム)」まではモノ盤こそメンバーやジョージ・マーティンが意図したサウンドが楽しめると言われています。
ステレオ、モノラルミックスの違いはこちらのサイトで詳しく説明されていますので興味がある方は是非御覧くださいね♪
↓
ステレオ/モノラル ミックス違い一覧:ザ・ビートルズ楽曲データベース (beatlesdata.info)
とりあえず、、、
まずはビートルズが録音した213曲すべてを聴くことができるのが
ステレオBOXです!
ステレオ盤
ホワイトアルバムまでのアルバムはモノラル盤こそ本当のビートルズサウンドなんですが、、、、
その後発表されたアルバムは時代に合わせてステレオ仕様となっているので
このBOXには前期、中期、後期すべての作品が入っているので
ひと通りビートルズサウンドを楽しむことができます。
このBOXでひととおり聴き込んだ後は
次にメンバーがミックスダウンまで立ち会ったメンバーが創り上げたサウンド
本来のビートルズが聴けちゃうモノラル盤BOXをゲットしてみましょう♪
モノラル盤
ファーストの「プリーズ・プリーズ・ミー」1曲目の「アイソーハースタンディングゼア」
ポールの「ワン、ツー、スリー、フォー!」からとんでもない勢いで音の塊が襲いかかってくる。
とにかくモノラル盤のロック感は半端ない!
すべての若きクソ野郎!!
パンクス達がビートルズを聴くならモノラル盤しかないですよ!!
サージェントペパーなんてステレオ盤とまったくバージョンが違うので
はじめてモノバージョンを聴いてみると驚きますよ~
とりあえず
後期の3枚以外は全てのアルバムが入っています。
アメリカ盤
変化球でもーっと違うビートルズが聴きたいなら
お次はアメリカ盤に手を出してみましょう~
今まで聴いていた楽曲でもアメリカ独自の曲順、ミックス処理で仕上がりが全然違います!!
アメリカ盤の中でも僕が特にオススメしたいのは1枚目と2枚目です!!
なんか選曲もミックスもジャケットもイギリス盤よりアメリカ的なイケイケなムードが漂ってくるんですよねぇ(笑)
ミートザ・ビートルズ
アメリカでのファースト・アルバム
1 I WANT TO HOLD YOUR HAND
2 I SAW HER STANDING THERE
3 THIS BOY
4 IT WON’T BE LONG
5 ALL I’VE GOT TO DO
6 ALL MY LOVING
7 DON’T BOTHER ME
8 LITTLE CHILD
9 TILL THERE WAS YOU
10 HOLD ME TIGHT
11 I WANNA BE YOUR MAN
12 NOT A SECOND TIME
大多数のアメリカ人にとってはこのアルバムが事実上のデビュー・アルバムなんですよ~
「抱きしめたい」からはじまる熱狂の演奏
当時のアメリカの若者はレコードを回しながら踊り狂ったんじゃないでしょうか~
当時、台風のようにアメリカ、イギリスを制覇していったビートルズの魅力を凝縮した、名盤中の名盤!!
オリジナル曲中心のとにかく勢いのあるアルバムです♪
セカンド・アルバム
アメリカでのセカンドアルバム
こちらはデビュー盤と違い6曲がカバー。
モータウンの有名曲が3曲、チャック・ベリーとリトル・リチャードが各1曲、そして本場でも知る人ぞ知る曲だった「デヴィル・イン・ハー・ハート」。
彼らのマニアックなブラック・ミュージック指向がストレートに反映された渋い内容に仕上がっています。
全体的にミックスもリバーブ強めで
当時のアメリカ的な甘ーくドリーミーな仕上がりに。
僕はこのアルバムが一番好きです♪
1 ROLL OVER BEETHOVEN
2 THANK YOU GIRL
3 YOU REALLY GOT A HOLD ON ME
4 DEVIL IN HER HEART
5 MONEY
6 YOU CAN’T DO THAT
7 LONG TALL SALLY
8 I CALL YOUR NAME
9 PLEASE MR. POSTMAN
10 I’LL GET YOU
11 SHE LOVES YOU
とまぁ、、、
ビートルズのイギリス盤、アメリカ盤のアルバムはどの作品も音楽史において超重要作品ばかりなので
この3つのBOXさえあれば一生ビートルズで楽しめると思いますよ♪
もはや趣味がビートルズになってしまうくらい
毎日聞いても新しい発見が出てくることでしょう~!!
えっ!?
BOXなんて買えないよ~
って言う人は
どの作品から聴いても間違えはないのですが
レンタルでもいいので
とりあえずイギリス盤1枚目「プリーズプリーズミー」を聴いてみましょう!!
そうそう、前述しているメジャーデビュー前のハンブルク時代のサウンド、クウオーリーメン時代の音を聴くならこれ!!
音源はあまり良くないですが
↓
まとめ
ザ・ビートルズとは
聴けば聴くほど
知れば知るほど
深みにハマっていく
20世紀最大の発明品!!
ロックにジャンルレスなアプローチを取り入れた楽曲の完成度
アルバムコンセプトのクオリティーの高さ
斬新な楽曲構成とメロディー
誰も思いつかないような創造性溢れる曲
4人全員メインで歌える
4人とも曲を書くことができる
というか4人の存在そのものが奇跡ですよね!!
そして、信じられないのがバンド解散時でもメンバー全員20代だったってこと!
さあ、あなたも摩訶不思議なカラフル世界的な楽曲ばかりのビートルズを聴いてロックンロールの魔法世界の扉を開けてみませんか!?
イギリス盤の14作品をひと通り聴いてしまったなら
もう、あなたはロックンロールの奴隷になってますよ♪
関連記事です♪
ビートルズを追いかけるならイギリス、ロンドン、リバプールに行こう!!
僕もいつかはイギリス旅行したいと思っていますw